専務と会員制倶楽部

勤め先の上司の上司であるE専務は50代にして独身なのですが、数年前に奥さんと死別されていて有名IT企業に勤めているお子さんがいたと思います。

お子さんがIT系の会社を立ち上げて大阪に引っ越してからは、都内の高層マンションで一人暮らしであり、休暇には海外へ一人旅という生活です。

そんな専務が最近、銀座界隈でかなりの美女と歩いているのを営業部の人間が目撃していました。あの歳でお金も持っているのにあまり浮いた話は聞いたことがありませんでしたから、ちょっと驚きました。

同僚はキャバクラか何かに通い詰めているのではないかと言っていましたが、営業部の人間が言うにはいわゆる夜の水商売風の女性ではなく、良家のお嬢様風の人だったと。

専務と親しいうちの課の課長がその件について「専務もご家族が周りにいなくなって、自身の人生を振り返っている時期だ。深く詮索するのはよくないよ。」とくぎを刺していましたが、営業部の部長があっさりその顛末を暴露していたのが先月の懇談会の時でした。
専務はエグゼクティブ向けの交際倶楽部のメンバーズになっていて、そこに登録しているお嬢さんと週末夕食を楽しんでいるのだというのが真相です。

交際倶楽部というとちょっとお金持ちの女遊びの場という印象ですが、どうも専務はそこに登録されているお嬢さんを息子さんのお嫁候補にしようと考えているとか。

まあ、おそらく年齢的にもキャリア的にも息子さんはご自身でそう言ったお相手を見つけるような気もしますが、誰かに手を焼いていないと気が気ではない体質なのかもしれませんね。