フレームワークとアプリケーション

いまWebアプリを作成するのにフルスクラッチで作り込んでいくと言う方はとても少ないでしょう。

私は以前まで業務としてアンドロイドアプリを制作していて、アプリケーション使用管理関係以外は、ほぼ一から制作していました。

いまはCakePHPやLaravel、Symphonyといった大小様々なフレームワークが溢れていますので、それらを制作するアプリの規模に合わせてチョイスするという形が一般的です。

フレームワークによって癖が違ってきますが、だいたいできることは同じです。

MVCというデザインパターンで作るように制作されており、使い方も似ていますのでひとつフレームワークを使ったことがあるという方には学習コストは低いものとなっています。

フレームワークだけではなく、効率化を図れる様々なものがWebアプリ開発の周辺には転がっています。

例えば、Webアプリにつきもののコーディング作業の際にもCSSをそのまま生で書くことは少なくなっています。

その代わりにCSSのメタ言語であるSassやLessを使って記述していきます。

それも効率化のためです。CSSを直に書いた方が早いのではないかと思うかもしれませんが、Sass等の方が効率的に記述していけます。

規模が大きくなればなるほどその差は顕著になってくるでしょう。

こういった技術を組み合わせながら少しでも楽にWebアプリを開発していくというのが現在主流のスタイルとなっています。