父のガーデニング

今年父が亡くなり、亡くなったショックもあり、父が持っていた物を片付ける気になれませんでした。

家族と話し合い、取り合えず気持ちが落ち着くまではそのままにしておこうという事になり、全て手をつけずにそのままにしておきました。

半年が過ぎ、気持ちに整理がつき始めた頃、母がそろそろ父の遺品をどうにかしようと片付け始めました。

始め、衣服などを古紙回収などと一緒に出していたのですが、たくさん出すと「あの家誰かが亡くなったのかもと思われるかもしれない」と母が笑いながら言い出したので、ゴミに出すことを止めました。

衣服、時計や小物類は私達の親族で着れる人、貰ってくれる人に譲りました。

親族の中には、父の魂が宿っているかもしれないから貰えないと言われる方もいましたが、半分くらいは片付けました。

大半は遺品整理のサービスに軽トラック一台幾らという料金んで引き取って頂いたりしましたが、父が好きだったガーデニングの道具や花、花壇は今だそのままになったままです。
せっかく綺麗に残っているので、母にガーデニングを始めてほしいなと思っています。

一気に片付けることは無理ですが、「これはあの時に使っていたね」「誕生日にプレゼントしたね」など父の事を思い出しながら、少しずつ家族で前向きに片付けていきたいです。