友人の結婚式に出席した際の話です。
都内の一般レベルのホテルで特に豪華な印象はなかったんですが、なんだか心に残る結婚式でした。
全員、披露宴からの出席で挙式はしないのかな~と思っていたところ、私自信初体験の人前式でした。
新郎、新婦が入場して、司会の方(女性)がとりしきって人前式がはじまりました。
結婚証明書らしきものに2人でサインをして、それを披露宴の出席者に承認を得るみたいな感じで2人で掲げていました。
2人が結婚したことの証人のような気分になり、じんわり心があたたかくなったのを覚えています。
その後はひと通りのスピーチと、新婦と新婦の姉によるピアノの連弾がありました。
これも、姉妹の仲の良さや二人でピアノが上手な事による家庭環境の良さも感じました。
結婚式ムービーがそれに被せてピアノのバックに大きく映し出され、前撮りのイメージビデオが流れました。
ご両親は感動した事と思います。
途中、新婦の祖父が新郎の出身地にまつわる歌をアカペラで歌うという演出(ハプニング?)もあり、それもまた良い感じでした。
新郎側の親族はその地方の出身だったのか、途中合いの手がはいったりけっこう盛り上がっていました。
普通なら新婦の両親への手紙で締めくくるところ、新婦が新郎への手紙を書いて朗読していました。
内容もお互いを想い合っている、そして、新婚生活を楽しみにしているといったとても愛が感じられるものでした。
一見特別な演出はないようで、一つ一つがちょっと違う、心あたたまる結婚式でした。