決済代行会社というと、ペイパルやクレジット決済を思い浮かべますが、ビジネスにおいて意外とそういったオンラインクレジットではなく、振込み、現金決済を選択する人が多いのをご存知でしょうか。
昨今だと、ハッキングや情報漏えい、フィッシングサイトなどの蔓延で電子マネーやクレジットのIDを使用しないという風潮は強くなっています。
以前海外の取引先から、「日本の銀行口座(大手銀行のオンライン口座)を持ちたい」「もしくは、日本国内の決済代行会社はないか」というような相談を受けたことがありますが、私もその時は、そのサービスの重要性をよく理解していませんでした。
しかし、ここ数年で日本へ向けてサービスを展開する海外の企業が増えてきて、あらためて、国内の大手銀行を代金決済の窓口にできるのは有利だと思うようになりました。
やはり日本人が海外送金をするのはかなり敷居が高く、送金手数料の問題があります。
BtoCの場合、手数料に見合わない額面の買い物をすることはまずないでしょう。
そこで、調べてみると、Payment Collection Service(japan)、つまり、国内大手銀行を通して一括して代金回収、送金、通知をオンラインで行えるサービスが存在したのです。
送金手数料は、そのサービスの手数料で通常の2割ほどですからかなり国際取引の敷居は低くなると思いました。