ファッションで教育

普段着の子供服は、いまや親としては、色やタイプ、素材や品質、価格やブランド、メーカーなど、本当にたくさんの選択肢があります。

親のおしゃれ感が、子供服選びにも反映することも多いでしょうし、親の好みで子供服選びをして与えることは、まだ自分の好みを言わない年齢の子供に対しては多いかもしれません。

また、両親のファッションとおそろいや、色を同系色でコーディネートするなど、家族ぐるみでのファッションを楽しむことも多いでしょう。

ファッションというのは流行を追うばかりでなく、自分のファッションの好みや感性を磨くことにもなるし、衣服に対してのケアや、個性の尊重にもつながり、いろいろと子供と一緒に服を選んだりすることは、よいことでしょう。

私の姉は、毎月違う服を子供と一緒に選ぶために、かわいい子供服のレンタルショップを利用しています。

月100円という価格なので、親子で話し合いながら自分に合った服を毎月一緒に選ぶのです。

フランスでは、幼少の頃から、子供服の選び方に、ある教育方針があるといいます。
方針というよりも、伝統や個性の尊重においての、生き方、考え方ということでしょう。
フランス人は、髪の毛の色や目の色が、みな違います。
大きく分けると、髪はブロンド、ブラウン、黒、などで、目の色はグリーン、茶色、ブルーなど、肌の色もさまざま、それぞれ個性があります。

母親は、子供の服を選ぶ時に、子供に自分の髪と目の色や肌色を意識させ、それに合う洋服の色を考えさせるのです。

自分の個性によって、ファッションの色も合わせるという教育なのです。

これは、自分のオリジナリティを認識させ、自分らしさを強調させ、それを強みに思えるように、幼少の頃から大切に教えることなのだと思います。